保護者様 生徒様

「優しい」+「周りのことによく気付く」=「疲れる」という方程式 ~通信制高校の生徒にありがち~

通信制高校に来る生徒は、優しくて周りのことによく気が付く生徒が多いです。

どちらも長所なのに、この2つの長所が合わさると、

生きづらくなってしまう

ということがわかりました。

1つ目の優しいということは、他人に対して思いやりがあり、情がこまやかであるということなので、

相手に何かしてあげたい

という気持ちがあるのです。

そして、2つ目の周りのことによく気付くについては、アンテナがたっているのです。

しかも、そのアンテナはとても

大きくて範囲が広いのです。

だから、よく気付くのです。

1つ目の優しさと2つ目の良く気付くが合わさると、下記の方程式ができあがります。

「周りの人に対して何かやってあげたいという気持ち」+「周りのことによく気付く」=「やることが多すぎてパンクして、疲れる」

ということになるのです。

相手に何かしてあげたいという優しい気持ちを持っていて、周りのことによく気付くと

やることが多すぎて何もできないので、本人がパンクする流れになってしまうのです。

無意識ですが、葛藤しているのです。

葛藤=心の中に相反する動機・欲求・感情などが存在し、そのいずれをとるか迷うこと

相手に何かしてあげたい、でも何もできないという葛藤です。

迷っているので、エネルギーがどこにも流れずに、自分で溜め込んで、疲れてしまうのです。

小さなアンテナだったら、優しくても、気づくことが少ないため、疲れる状態になりません。大きいアンテナのため、やってあげることができない(出来ないのは当たり前なのですが本人が気づいていないのです)ので、パンクして疲れるのです。

大きなアンテナであっても、優しさが小さい場合も特に疲れる状態にはなりません。気づいても「まっ、何もしなくていいや」となるからです。何かをやってあげたいという気持ちが少ないため、気づいても気にしないででいられるのです。

「優しさ」と「周りのことによく気がつく」。

どちらもとても素晴らしい長所なはずが、2つがそろってコントロールができないと本人を苦しめるものとなってしまうのです。

アンテナの調整の仕方、優しさの強弱(やれることやれないこと)が経験と共に備わっていくと、本人も疲れずに済みますし、周りのことを気遣うことができて、適切に支援することが出来る人という魅力的な人になるのです。

だから、大勢が苦手で疲れるという生徒は、この2つの長所があるんだな、と感じてみてほしいです。

将来、その2つが上手くコントロールできると同じように悩んでいる人の気持ちがわかり、支援することができます。その支援はきっと独りよがりではなく本当に相手のためになり、あたたかい支援となります。

もしかして、今苦しいのは、その時のための試練なのかもしれません。

一人一人の長所をわかってくれて、その長所を生徒へ伝えてくれて、自信を持つことができる先生がいる通信制高校もあります。

通信制高校を選ぶときの一つの基準としてみてください。

上記のことを上手く表現している本があります。もっと詳しく対処法が掲載されています。

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

ぜひ、読んでみてください!