昨日に引き続き就職の話を書きたいと思います。
昨日の記事(↓)
通信制高校の就職活動~特に不利に感じたことはありません!!~
数年前に就職した女生徒の話です。
その女生徒は、志望する会社の職場見学に行って、
スタッフさんからいきなり「この仕事やってみる?」と言われたようでした。
そこで彼女は、
「やってみます!」
と元気に答え、やってみたそうです。
職場見学の後、その企業さんの社長さんに御礼の電話をしたところ、
「この仕事をやってみる?と聞いたらすぐに『はい!やってみます!』と言ってくれたのはとても良かった。周りの従業員も積極的でいいね、と大好評でしたよ!」と言ったくれました。
私は『あの子らしいな~』と微笑みながら聞いていました。
そして、面接と試験を受けて、見事合格ーーーーーー。
とは、ならなかったのです。
面接と筆記試験が終了後、社長さんから電話がかかってきて、
「職場見学の時、すごく素直でよかったんです。でも、数学の試験がボロボロだったので、先生の意見を聞かせてもらえないかと思って電話させてもらいました。今まで、ここまで筆記試験の点数が低い人はいませんでしたので。。。。」と。
私は「数学めちゃくちゃ苦手です。全然できないです。」と正直に伝えました。そして「社長さんもご存じの通り、素直なところは長所だと思います。あと一生懸命に物事を取り組みますよ。」と話しました。
そしたら、社長さんが「わかりました。」と。
「もう一度○○の仕事をやっていただいて、最終判断させてください。一応先生にマニュアルをお渡しします。それで勉強してきてください。それの結果で判断させてもらいます。」という話になったのです。
社長さんの話をそのまま生徒へ伝えたところ
「やるだけやってみる!」と。
5日間くらいあったと思いますが、そのマニュアルを見て家族に手伝ってもらって練習しました。
そして、再試験が終わった後、生徒から、
「一生懸命やったけど、うまくいかんかったーーー。職場の雰囲気はすごく良かったし、仕事も私に合ってると思ったのに。残念。。。。」
と電話連絡がありました。
その後、社長さんから連絡あって、
「合格です。」
と電話がありました。
「一生懸命に練習したことが伝わってきました。」
と言ってくださいました。
社長さんの言葉通り、
また生徒が言っていた通り、
あまり上手く出来なかったんだろうな、と思いました。
でも、上手く出来たか、出来なかったかではないんだな、と思いました。一生懸命練習したかどうかは、一瞬でわかるものです。
そして、社長さんが「新入社員を入社させることは、その人の人生を引き受けることだと思っています。責任を持って育成させて頂きたいと思います。」と最後に言ってくださいました。
この社長さんは、最初から誠実で、すごく丁寧に物事を進めてくれて、とてもいい会社だなと思いました。
その生徒は、そこの会社に無事就職しました。
このエピソードだけで判断はしていませんが、いろんな企業さんと話していると高校の就職は、
「素直で一生懸命」
で十分内定をもらえると思います。これは、全日制でも一緒です。
※もちろん特殊な技術が必要な職業などは別です。
保護者の方も職場経験が長いのでわかると思いますが、高校を卒業した新入社員に多くを求めませんよね。スキルがなくて、出来ないのが当たり前でみますよね。
会社側もスキルはこれから覚えてもらえればいいと思っています。人柄さえよければ、スキルは後からついてくるからです。
結局は、
人柄
なのです。
だから、
通信制高校だから不利、
全日制高校だから有利、
ではないことを知ってほしいです。
「素直さと一生懸命さ」があれば、就職してもやっていけます。
※あと、同じ失敗を繰り返さないということができればなお良いです。
特別なものは必要ありません。一生懸命やるかやらないか、です。
もう一度書きますが、
通信制高校だからって不利な訳ではありません。
全日制だからといって有利な訳ではありません。
一生懸命やるかやらないかです。
全ては人柄です。
通信制高校を検討している保護者さんで、通信制高校は就職が不利になるという心配はする必要はありません。その心配はしなくて、通信制高校に見学に行ってください。
また、相談会の時にその高校の就職活動はどのようにフォローしてくれるかを聞いてみてください。
<追記>
私は感じたことはありませんが、もし通信制高校だからということで、不採用にする会社があるなら、多様性な時代にそんな会社に未来はありませんし、そんな会社にはいかない方がいいと私は考えます。