エッセイ

周りと比べてしまい、落ち込んでしまう生徒へ~比べるのは相手ではなく過去の自分~

今日、ベネッセ総合学力テストを実施しました。全国の模擬試験です。

※イメージがつかないかもしれませんが、通信制高校の生徒も全国模試を受けます。

当たり前ですが、偏差値が出て、今の自分の実力や順位がでる試験です。

試験の合間に生徒の一人へ

「がんばってるな~!自宅で勉強やっていて、どんな感じ?」

と話しかけました。

「周りとの接点がないから、一人で走っている感じがする。」と。

その生徒は、自宅近くの塾などで勉強したり、基本自分一人で勉強している生徒なのです。

「どっちがいいんだろうね?」と私。

続けて私が、

「一人で走っていると自分の位置がわからない。

大勢で走っていると自分の位置はこれくらいとわかる。

それがわかると、○○さんはどうなるか?

きっと、まだまだ出来ていないなーと落ち込むんじゃないの?」

「そうかも (笑)」と生徒。

「どちらも必要だと思う。大学に行くためには、自分の位置や可能性を知ることは必要だから大勢の中の自分の位置を分かるのは大切。でも、それと落ち込むことは別問題。」と私。

通信制高校に通っている生徒は、一歩引いて私はまだまだ、、、と思っている生徒が多いと思います。(この生徒は前回の模試で偏差値60以上の科目もありました)

謙虚なのはいいけれども、自尊心が低くなるのはもったいないと感じるところです。

そして、○○さんへ最後に

「周りと比べるのではなく、過去の自分と比べてみてもいいんじゃないのかな~

寝る前に今日の私頑張った!昨日よりこれができるようになった!と言ってあげて、自分をねぎらって褒めて、私ってスゴイ!って考えてから寝てみよう。(笑)」と。

赤字の言葉は、使い古した、平凡な言葉だな、、、と思いながら話していました。(笑)

でも、本当に周りと比べて、上、下と決めて、誰が得するのでしょうか?

上には上がいます。それを見て落ち込んでやる気がなくなったら意味がありません。

奮起する性格ならどんどん比較してもいいと思いますが。。。

そして、下がいたら、何なんでしょうか?下が居るから安心するのでしょうか?

そろそろ、社会全体が周りの人と比べて生きることは辞めてもいいかもしれないと感じました。

模擬試験が終了後に、

「模擬試験は何のために受けるか?」と質問しました。いろいろな意見が出ましたが、

「今の自分の力を把握する。自分の分かっていないところが浮き彫りにでるから、それに対して勉強する。今は、出来なくてもいいから、次出来るようにしよう!

周りと比べて気にするのではなく、

昨日の自分と比べて、

より成長することを気にしてください!!」

と生徒たちに伝えました。

結果が出て悪くてもあまり落ち込まないで!同じ問題が出たら解けるようにしておこう!