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通信制高校へ転校、前籍校で修得した単位はどうなるの?

全日制から通信制に転校する際、全日制で修得した単位は引き継ぐことができます。

前籍校を全日制高校、転校先を通信制高校、で話を進めていきますね。

まず、全日制では

1年間在籍

していないと単位が修得できません。

そのため、

1年生の途中で転校した場合は、単位が「ゼロ」で転校することになります。

2年生の途中で転校した場合は、1年生の時に修得した単位は引き継ぐことができますが、2年生の単位は「ゼロ」です。

3年生も同じです。1、2年生に修得した単位は引き継ぐことができますが、3年生の単位は「ゼロ」です。

※『承継』という仕組みもあります。勉強の引継ぎができるようにする仕組みです。年度の途中で転校した場合、前籍校と転入する高校で履修する科目を同じにして、レポート等減らせることができる仕組みです。詳しくは転校先の先生に確認してみましょう。

高校によって異なりますが(目安として)

全日制では、1年間30単位くらい履修

をします。

例えば、全日制で2年生の途中で転校した場合、1年生の時に単位を落としていなかったら、30単位は取れています。そのため、通信制高校に転入した後、2年生で20単位、3年生で24単位を修得して卒業という流れにするのが多いかと思います。

参考として、通信制に1年生から入学した場合、1年生25単位、2年生25単位、3年生24単位の合計74単位で卒業します。

※合計74単位修得が必須 詳しくは→「通信制高校の卒業条件」

そして、全日制の1年生を3月まで在籍して、まったく単位が修得できない場合でも、同じ学年の生徒と一緒の時期に卒業できる可能性があります。

2年生で37単位、3年生で37単位で合計74単位修得することができるため可能なのです。

※就学支援金は上限74単位までのため、全日制で使った単位数分の支援金は使われています。また、1年間で30単位上限となるため、支援金が残っていたとしても7単位分の支援金は使えません。 詳しくは→「通信制高校に転校した時の就学支援金の残金は?」

年度後半になって、転校を検討する場合、

一番良いのは、

単位/就学支援金/転校先への学費のことを考えると、

単位が修得できるなら、3月までがんばりきるのが一番です。単位は修得できるし、支援金を履修した分だけ修得しているので無駄がなく、4月からの転入先の学費も無駄なお金を払う必要がありません。(○○費など4月から入学しても、11月に入学しても、同じ学費がかかる項目があるからです。)

2番目に良いのは、

どうしても、3月まで続けるのがムリな場合、早めに転校しましょう。

就学支援金のことを考えると、転校することによって、前籍校で履修した科目の支援金が使われない状態になります。そして、転校先で出来る限り多くの単位数を履修しましょう。(入学月によって履修できる単位数が異なります。当然、4月が多く履修できますが、後になれば少なくなります。)

避けたい状態として、

3月まで在籍して、単位が修得できませんでした、という状態は避けてほしいです。単位も修得できず、就学支援金も使ってしまうからです。

※工業高校などから通信制高校へ転校する場合の専門科目も振り分けることができます。転校先に聞いてみよう!

転校したいな、と思ったら、通信制高校の資料を請求して気になる高校の入学相談を申し込みましょう。早めの方が選択肢が多いですし、これからのことがわかったら安心すると思いますので!

高校を卒業する方法はたくさんあります!いろんな可能性を探っていきましょう!