保護者

高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)の落とし穴

偏差値の高い高校から、通信制高校に転校することはよくあります。

勉強は出来るけれども、出席日数が足らなくなったなど、理由は様々です。

だいたい大学の進学を目指しています。

通信制高校に転学する生徒もいますが、勉強ができる生徒や偏差値の高い高校に通っている生徒は、通信制高校に転校するのではなく、高等学校卒業程度認定(高卒認定)の資格をとって、大学を受験しようとする生徒もいます。

そのため、進学をしようとしている生徒は、

通信制高校に転学して、高校の卒業資格をとって、大学受験をするか、

全日制高校を退学して、高卒認定の資格をとって、大学受験をするか、

の2つの選択肢があります。

※高等学校卒業程度認定とは、その認定試験を受験して合格することにより、高校卒業者と同等以上の学力があると認定されものです。資格ため、高卒認定試験に合格しても「高校卒業」の学歴にはなりません。履歴書の最終学歴は「中卒」になります。

合格しても高校卒業の学歴にはならない、ということは、だいたいの人が知っているのではないかと思います。

それが、落とし穴と言いたいのではありません。

偏差値の高い高校の生徒が認定試験を受けて合格することは簡単でしょう。

そして、大学を受験して合格することも難しくないと思います。大学を卒業したら、最終学歴は「大学卒業」となるため、高校を卒業しようがしまいが関係なくなります。

しかし、高卒認定を合格して大学へ進学する生徒で、落とし穴があるとすれば、

大学を卒業できない場合は、最終学歴は「中学校卒業」になってしまうことです。

また、浪人したら、大学などに受かる(進学する)までやらないと中卒となってしまいます。それが、プレッシャーになるかもしれません。

通信制高校に転校して、通信制高校で卒業資格をとるという保険をかけてから、大学受験をしてみてもいいと思います。それが、安心材料となると思います。

土台をつくってから、受験してみてもいいと思います。

高卒認定を否定している訳ではありません。大学合格までしか考えていない場合、その先を考えないと落とし穴があります。

そこまで考えて、選んでほしいと思います。

高校を退学して、大学に受かったのはいいけれども、大学も退学してしまった、という状態は避けた方がよいと思います。

通信制高校で高校の卒業資格をとってから、受験するのも一つの方法だと思います。

通信制高校を検討しているご家庭は、ぜひいろんなところに検討してみてください。