通信制の高校の生徒数は年々増えてきています。子供の数は年々減ってきているのに、なぜ増えているのでしょうか?
20万人突破!!
2020年の記事ですが、通信制高校の生徒数が、20万人を超えたと発表がありました。

文部科学省が25日に発表した学校基本調査(速報値)では、5月1日時点で通信制高校に在籍する生徒数が、調査を始めた1948年以降で初めて20万人を超えたことがわかった。前年から約1万人増え、20万6994人だった。
日本経済新聞 2020年8月25日
20万人を超えたと聞いても、あまり「ピン!」とくる数字ではないかもしれません。ただ、グラフを見てのとおり、毎年最高人数を更新し続けているということはわかると思います。
そう、毎年、最高人数を更新し続けているのです!
ここで更にスゴイのは、、、
当たり前ですが、今、子供の数は減っていってますよね。少子化と言われています。子供の人数が年々減っているのに、通信制高校の在籍生徒は年々増えていっているのです。
年々子供の人数が増加していて、通信制高校の人数も増えているなら、あまりたいしたことではありませんが、子供が減っている中、生徒数は増えているのです。
つまり「割合で考えると人数はものすごく増えている!!」ということです。
では、どこが減っているかというと、「全日制」が減っているのです。
何が起こっている?
全日制に行く生徒が減っていて、通信制に行く生徒が増えています。では、今の10代の子供たちに何が起こっているのでしょうか?
今の生徒を見ていたり、入学相談の生徒を見ていていると、
「自分の好きなことをやりながら、自分のペースで高校卒業をしたい!!」と考えているのです。
一般的に「みんな違ってみんないい」「得意なこと、不得意なことが人にはある」「自分だけの花を咲かせればいい」「十人十色」などなどよく言われていると思います。
それに対して、10代の子供たちは、
『今の社会が学校が、そうなっているの?』
『そんな社会になっていないですよね。』
と今の十代の子供達から、大人へのメッセージの感じがするのです。
自分の頭で考えている
通信制高校を希望する生徒は、自分で考えることができる生徒が多いという印象があります。みんなが行くから全日制に行くと判断していないのです。日本人の特性としてみんなと同じことをやった方が安心という傾向があるにもかかわらず、です。
自分の能力や性格などを考えるとこちらが合っていると少数派の方に行くことができるのです。
それは素晴らしい能力だと考えています。そんな子供たちが、将来の日本を担うことができると思っています。
まとめ
通信制の生徒人数は過去最高人数を更新し続け、全日制の生徒が減っています。今はそれだけ、通信制高校のニーズが高まっているのです。
なぜニーズが高まっているかというと、みんなと同じようなペースで、同じことをやっていく必要がない、と今の10代の子供たちの価値観がそこにあるからです。
そして、自分の頭で考えて選択していく通信制を選ぶ子供は、将来の日本を担っていくと思います。
