私の感覚ですが、バイトをし始めると明るくなる生徒が多いです。
学校だけの世界でなく、社会経験ができて、新鮮なんだと思います。
学校よりバイトの方に居場所がある生徒もいます。
バイト先に行けば、一番年下のため、可愛がられます。
頼りにされることや何か役にたてることが嬉しいのだと思います。
バイトをしだして、挨拶がしっかりできる生徒もいました。
バイトが楽しくなって、そのままその職場に就職する生徒もいます。
自分がどんな仕事が合うのか、合わないのかがわかるのもメリットです。
マクドナルドの接客やレジの接客をやったけれども、自分に合わない。裏方で仕分け作業や料理の下準備をする方が人に関わらないから仕事がしやすい。そういう仕事の方が自分は合ってる。
バイトを通して、自分ってこんなことが得意なんだな、こういうのが苦手なんだなと
自分を知っていくいい機会です。
接客が嫌いなのに仕事として選ぶと地獄でしょう。
このように、
バイトで経験することによって、将来の仕事の方向性がわかります。バイト先のコミュニティでいろんなことを学ばせてもらったらいいと思います。
社会人になってそうそう簡単に辞める訳にはいきませんが、バイトなら「この仕事は合わない!」とわかったら辞めることもできます。
学生時代にいろいろ試してほしいです。
学校以外の価値観を経験することが貴重です。
「よく気が付く生徒」「言われる前から何をするべきかわかり行動する生徒」「接客がうまい生徒」いろんな自分の発見があります。
そして生徒自身、
「学校だけが全てではないんだ!」
と感じてくれると、勉強ができなくても自分はダメなんだと思わなくて済みます。勉強だけが全てではないとわかることが世界を広げ、自分らしさをみつけて自信をもっていくと思います。
もちろん勉強は出来た方がいいですが、どうしても苦手なものはあります。その生徒にとって、それがたまたま学校の勉強だったのです。苦手なもの(私の場合、絵を描くこと、音楽、漢字、漢文、古文)が学校の中心科目でしたら、苦しくなると思います。劣等感の塊となるでしょう。
バイトをして失敗するときもあるでしょう。
ある生徒が、
「ガソリンスタンドでバイトをしてて、レギュラーとハイオクを間違えて入れてしまった。店長の目がテンになっていた」と。
それを聞いた時、本人は落ち込んでいましたが、私は笑ってしまいました。(笑)
時が経てば、笑い話となります
(私はすぐ笑ってしまいましたが)
その生徒が親になって子供が出来た時、笑い話として
家族団らんの話の種となるでしょう。
そして、そのガソリンスタンドの店長さんは、叱らなかったそうです。しっかり教えてなかったと言ったそうです。(通信制高校だけでなく)バイト先もしっかり選んでほしいです。そのようなバイト先なら安心して働くことができますよね。
保護者にとって、子供にとって、バイトは大きな挑戦かもしれませんが、それをぜひトライしてほしいと思います。
意外と元気になりますよ。
学校の価値観以外にもいろんな価値観に触れてほしいと思います!