高校3年生の途中で、体調がすぐれない等いろんな理由で出席日数が足りなくなり、一緒の学年で卒業できない場合、通信制高校に転校すると
同じ学年で卒業することも可能です。
普通、高校3年生で出席日数が足りない場合、留年になってもう一度3年生ということに1年卒業が遅れます。
その時、『一緒の学年で卒業したい!1年遅れて卒業したくない!』と思った時、通信制高校に転校することを検討してみてください。
全日制高校から通信制高校に転校した場合、1年生2年生で単位を全て修得していたら、残り12~16単位くらいで済みます。
それくらいでしたら、問題無く修得できます。(簡単とは言いませんが、通信制高校では出席日数で困ることはありません。また、残り16単位以上修得することが必要な場合も大丈夫な可能性も高いです。)
私のキャンパスでは、3年生の12月末に転入してそのまま3月で卒業した生徒もいます。
※他のキャンパスでは2月の転入学でも卒業できたと聞いたこともあります。
この生徒は、全日制高校で2学期に学校に行くことができず、テストも受験できなかったのです。どうしても学校に行くことが出来ない、卒業がかかっているのに。。。そして、考えれば考えるほど、身体が動かなくなってしまって余計行くことができないという状態でした。
そして、残りの取るべき単位数が12単位でした。前籍校と同じ科目を履修して承継したため、やることが少なくすることが可能でした。
※承継=全日制高校で履修していた科目を通信制高校でも(同じ科目を)履修することによって、レポートの枚数など減らすことができる仕組み。ここまでは前籍校で実施しているので、ここからのレポートからでいいですよ、ということが出来るのです。入学相談の時に聞いてみましょう。
この生徒と初めて会ったのは確か12月初旬だったと思います。
入学相談の時にいろいろ話しましたが、
私から「4つの選択肢があるよ。」と伝えたのを覚えています。
①まだ今の高校での卒業が不可能になっていないため、なんとか登校してテストを受け、転校せずに卒業する。
②登校できずにテストを受けることができなくて卒業できない場合、もう一度今の高校で3年生をして、1年遅れで卒業する。
③登校できずにテストを受けることができなくて卒業できない場合、4月から通信制高校に転校して、半年後の9月に卒業する。
④12月に通信制高校に転校して、3月に卒業する。
「この4つの道があるよ。自分で選べることができるんだよ。」と。
そしたら「できれば、今の学校で卒業したい。でも、無理だと思う。通信制高校に転校してもいいけれど、転校後の自分が全くイメージできないからとても不安。」と言いました。
出来る限り転校後の詳細を説明して最後に
「今の学校で卒業することができるなら、本人にとってもご家庭にとってもいいと思う。今の学校でやれるだけやってみよう!もし、ムリだったらもう一度連絡ください。」
と伝えました。
その2週間後くらいに「やっぱりテストを受けることが出来ませんでしたので、転校します。」と。
この生徒は3月に無事卒業しました。
卒業式の時に「転校して良かった!!!!」と笑顔で言ってくれました。
私がかかわったのは、実質1月初旬~2月末の2ヶ月も満たない短い期間でした。
私からするとその生徒は「笑顔が多くて明るかったよな~」という印象しか無いのです。
ほんとに前籍校で不登校だったんだよな~?という感じでした。
お母さんからも卒業式の時にお礼を言われました。「うちの娘と同じような状況の子供が居たらここを紹介します。」と。
期間も短かったですし、特に私たちが何かを支援したという訳ではなかったので、
環境が大事なんだ
と改めて実感した瞬間でした。
きっと、毎日学校に行かなければならない、行こうと思うけれども今日も行けない、、、と自分の中で大きな義務感や葛藤があると身体が動かなくなるんだと思います。
その状況を外してあげるだけで(毎日学校に行かなくていい状況にするだけで)、開放されて、自然と身体が戻り、本来のその子らしく生きることができるのだと思います。
上記のような生徒も居ます。高校3年生での10月転入などは普通にいます。
だから、高校3年生で転校しても大丈夫です。一緒の学年で卒業できます。
一人で苦しまないで、
ぜひ通信制高校に転校することも検討して、入学相談に行ってみてほしいと思います。
